画家で随筆家で料理研究家の多彩な才能の持ち主で、
ガーデニング界でもお馴染みの藤田みどりさん。 その著書「北鎌倉のお庭の台所」はロングセラー中です。 信州の鎌倉と評されている上田市の塩田平の築70有余年の古民家を、 数年前からリノベーションしつつ、冬以外は御夫婦でお過ごしに なられている別邸に、地元の建築関連の広告代理店に勤めている 次女の取材のお供で、この度お邪魔して来ました。 まず驚いたのはその敷地の1300坪の広さ! ご主人のお話では農地の購入は農家のみの限定資格で、 耕作歴が数年経過&約三反歩以上購入でないと認可が下りない由。 耕作歴は鎌倉での経験がありクリアー出来たのだそうです。 別邸をゆったりと囲む様に野菜畑・ラベンダー園・色んな果樹が並木状に 植えられたチップを敷きしめた小径があり…そこここに薔薇も 点在し花を咲かせていた。 こちらから嫁いだ、スヴェニール・ドゥ・ラ・マルメゾン、マリー・デルマー、 イレーヌ・オブ・デンマーク、エリザ・ボエルetcも皆元気でした♪ 土間のホールに鎮座したエストニア式の超大型の薪ストーブ。 本邦初導入なんだそうです! この煉瓦張りの本体の中で、炎の熱が上下左右に循環して本体そのものを 蓄熱の塊にししかも冷めにくく、一般的な薪ストーブの何倍も暖かさの 体積・時間が持続可能で、冬が厳しい塩田平の寒さに打って付け、 来年はぜひ厳寒期もここでお過ごしになりたいとの事でした。 この壁に埋め込まれた稲穂は、みどりさんの作品です。 改めてセンスの良さを実感しつつ、暫し楽しいひと時を過ごさせて頂きました。 因に、みどりさんとユーミンは多摩美の同窓だったんだそうな!
by roseantique
| 2017-09-18 00:14
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